雨漏りの修理方法

雨漏りの修理方法

お知らせ

代表的な雨漏りの修理方法をご紹介いたします。雨漏りの原因箇所が特定でき、さらにそれが小規模のものならば、ご自分で直すことも十分に可能です。反対に雨漏りの原因箇所が大規模であったり、足場がなければ手の届かないような場所、技術が要する修理などは、専門家にお願いしたほうが良いでしょう。

Aコーキング

外壁にできたクラック(ひび割れ)や、ドアやサッシの周辺部、ベランダや屋上の笠木などが雨漏りの原因の場合には、一般的にコーキングで修理することが多いようです。手が届く範囲であれば、ご自分でコーキングすることも可能です。ただし、コーキングとは、あくまで傷口に絆創膏を貼るようなもので、抜本的な補修工事とはいえません。コーキングが切れてしまえば、雨漏りが再発するという事をふまえ、予算に合わせた補修工事を行ってください。また、高所での作業になる場合や技術的に自信のない方は、やはり専門家にお願いしたほうが良いでしょう。特に、水はけのために故意に開けてある隙間などを雨水の侵入口と決め付けて、コーキング材で埋めてしまうのは危険です。わからない場合は専門家に問い合わせたり、インターネットや専門書で調べてみましょう。

B防水紙や防水テープの貼り直し

外壁面から雨水が浸水して、ドアやサッシ廻りなどから雨水が漏水している場合などには、防水紙や防水テープの張り直しをします。外壁のクラックなどとは異なり、見ただけでは判断できませんし、外壁をはがして作業するようになりますので、専門家でないと修理はできません。

C雨仕舞の補修

雨仕舞(軒下・軒先・サッシ廻り等)が原因で雨漏りをしている場合は、納まり(建築を構成する部分の取合い、取付け具合)を補修します。この部分の施工不良は見ただけでは判断できませんので、外壁を剥がしたりサッシを取り外したりしなければなりません。雨仕舞の補修も、やはり専門家でなければ修理はできません。

D屋根(瓦・コロニアル)の葺き替え

屋根は、日々雨や風を受けていますので、もちろん劣化していきます。また、何かの目的で屋根に上った際に瓦を割ってしまうケースもあります。瓦屋根の雨漏りは、瓦の割れ・飛散・吹き込みなど様々な原因が考えられます。瓦自体に問題がなくても、下地に問題がある場合もあります。施工不良や簡易瓦下地の場合は、新規の下地を施工し既存の瓦を葺き直しする修繕方法もあるようです。
 主な修繕手順は、1.野地板 2.ルーフィング 3.瓦葺き となりますが、施工業者によって修繕方法も異なりますし使用する材料も異なりますので、料金もかなり差があるようです。屋根の葺き替えをお考えの方は、何社かに見積りをお願いして比較検討することをお勧めいたします。